ノーマルのままの自転車に乗っていましたが、あるアクシデントをきっかけにチューブレスタイヤに変えることにしました。
天気の良い午後に、ちょっと走りに出たときのことです。
家から5分ぐらい走っていて、橋を通過しているときに落車をしてしましました。車道の路肩がほとんんどない橋で、歩道をゆっくり走っていたとき、突然前輪のタイヤがバースト。
歩道上はタイル張りで滑りやすかったためか、突然のパンクに大転倒してしまいました。
原因はいまだに不明ですが、裂傷多数で、とにかく恐怖でした。
血だらけになりながら、ちょうど通りがかった親切なロード乗りの方が、チューブの交換をやってくれて何とか自走して帰ることが出来たのですが、タイヤの内側に金属片も残っていなくて、確かに孔はあいていたのですが、原因不明のバーストでした。
幸いヘルメットをかぶっていたので頭は、ケガをすることはありませんでしが、両手、肩、腕が悲惨なことに・・・・・・・涙
これを機会に、エアがすぐに抜ける可能性が少ないチューブレスタイヤを試すことにしました。
フレームもアルミで乗り心地も硬いため、これの緩和も期待です。(言い訳か?)
問題は、ネットでいろいろ書かれているように、うまくはめることが出来るかどうかです。
ホイールはかなりお安くなってきていた、シマノのWH-6700を選び、タイヤはIRC ロードライトを選びました。
タイヤをインストールできなかったときのことが気になったため、チューブレス用タイヤレバーも調達です。
さっそく邪魔する家族が寝てから挑戦です。
まず中性洗剤を薄めて、スプレー容器につめたら早速トライです。
前輪からはじめます。事前に調べたとおりに石鹸水をリムにスプレーしバルブの反対側より順番にリムに落とし込んで行きます。
IRCのホームページを参考にしながら、最初に入れたビードを持ち上げるようにして、後から入れる側のビードをリム底へ落としていきます。
あと30cmまでは、何とか順調に行っています。HPどおりにやればうまくいくのか?
ちょうどバルブの左右25cmぐらいにきたときに、みなさんの苦労が良くわかりました。
入りません。 びくともしません。
もう一度バルブの反対側からビードの入れ替えをしながらトライします。
びくともしません。そのうち親指が痛くて痛くて、・・・・・
さらにタイヤを揉むようにして、何度もトライ。
だんだん握力が無くなっていきます。
もう一度、石鹸水をつけてトライ。
手がすべるのではみ出した石鹸水をウェスで拭きながら、挑戦します。
すると突然パコッとはまりました。
時間は約25分ぐらいでした。タイヤレバーを使わずに何とかインストールできました。
ここで休憩。
今度は後輪です。
また同じ苦労をするかと思うと、ぞっとしますが、性格上ここで寝るわけにはいきません。
今度も石鹸水をやけくそのようにジャブジャブスプレーしてスタート。
奮闘すること30分。
親指は限界です。
とっても痛い。握力も無し。
前輪のように何度も少しづつタイヤを寄せていく気力ももうありません。
下の動画は一体どういったマジックをつかっているのでしょうか。
手が言うことを利かなくなったため、もはや作業を中止するか・・・
いや、まてよ、最後の手段があった。
ここでIRC謹製の専用タイヤレバーが登場です。
硬い・・・・めちゃくちゃ硬い。
タイヤレバーもかなり大変です。
長時間格闘しているため、順番にやりなおすことはもう頭にはありません。
なんとか早くはめることばかり考えて、あせってしまいます。
タイヤレバーもなかなかリムとタイヤの隙間に入れることが出来ません。
さらに数分後、
やっと入りました。
エア漏れは何度か石鹸水を付け直して、見た目ではわかりません。
今回はこれで勘弁してやります。
【感想】
HP等で言われていることは本当でした。すいません。なめていました。
確かに、こつがわかれば簡単とおっしゃる方もわかります。
でも、これは簡単だからいいよ、と他人に薦めれるようではないように感じました。
理屈上では、わかります。ビードをリム底に落とせば、円周は小さいので入り易くなることは。
ほとぼりが冷めた後に、ゆっくり練習することにしましょう。
【シェイクダウンテスト】
数日後、休みの日に午前中は雨でしたが、昼から上がったので早速テストです。
それまで近所を何度か走っていましたが、今日はちょっと距離を走ってみたい。
空気圧は6.5気圧程度にセットしてスタート。
クリンチャーに比べて、多少ショックは減りソフトな乗り心地になったのがわかります。
ただ、期待が大きすぎたのか、思ったほどではありません。もちろんカーボンバイクに乗ったことはないので、アルミフレームの限界なのか、非常によくなったのかの区別もつきませんが。
さて、スタートして約10kmほど走ったときに、なんだか漕ぎが重くなったような。
エアが漏れているのでしょうか。 なんとなく違和感があります。
信号でストップしたときにチェックしてみると・・・・・・
なんと後輪に金属片がささってスローパンクです。
ひどすぎます。
雨上がりは、道路上のごみが路肩方向に排水勾配の関係で流れやすいので、途中で拾ったようです。
たしかに、パンクは急にエアが抜けないので安全です。
シーラントを入れていれば、気がつくことも無く、そのまま走っていたでしょう。
でも私のバイクにはシーラントは入っていません。
歩道に上がって、バイクを立てかけてから、考えます。
方法その1
泣きながら押して帰る。
方法その2
チューブを入れて帰る。
方法その3
パッチを当ててパンク修理をする。
しばし、考えてから、チューブを入れる方法にトライすることに。
パッチを当ててもいいのですが、携帯用ポンプではたしてビードが上がるのか、どうか確信が持てません。
チューブもあるし、タイヤレバーもある。
石鹸水は無いが、なんとかなる。多分
そう言い聞かせてから、泣きながらチューブを入れます。
バルブを失くさないように、しまってからチューブをいれ、トピーク ポケットロケットマスターブラスターでエアを入れます。
ここで問題が発生、初めてのことで、空気を入れて気がついたのは、ビードが均一に上がっていません。
走るとなんだかゴロゴロな感触です。
遠出をする場合は、石鹸水がないためなのかどうかわかりませんが、対策を練る必要があります。
短いシェイクダウンとなりました。
あとは、パッチを貼ってエア漏れの様子見です。
パッチも得体の知れないものですが、気にせずに修理です。
のりだけはよく乾燥させたほうが、付きが良いようです。
最後にIRCロードライトは、片側にしかロゴが無い。
一体ドッチ向きにつけるべきか?
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