NOBUNAGA Labs のケーブルに換えてからわずか3ヶ月で、コネクターの左側のピンが折れてしまった。
オーディオテクニカ方式の問題点は、コネクター部が損傷してしまうと、イヤホン本体とケーブルのどちらも使用不可能になることです。
どうにもならないので、ピンが無事な右側のコネクターの耐久テストをしてみた結果・・・・・
数回の抜き差しで、ピンは無事だったものの、イヤホン側のコネクター部が欠けてしまいました。
サードパーティー製を使用したので、修理もできず・・・・・・・
このコネクターを使用しているイヤホンは買うのを躊躇してしまいます。
問題はこの廃棄物と化したイヤホンをどうするか。
とりあえず分解してみましょう。
ここから写真はほとんどありません。・・・・・・・・
コネクター部は別部品となっていて、ケースを開けるとコネクターは分離します。
オーディオテクニカのHPにある構造の通り、デュアル・シンフォニックドライバーはリングダンパーにより密閉される構造となっています。
みたところゴムのようです。
前面ベント(孔)はステムの根元、ちょうど品番が印刷しているあたりにあります。
ドライバーは上図のとおり、密閉されているようなので、ダンパーより後ろは、空気の振動は関係ない空間と思われます。
IM50とIM70の違いのひとつである後ろ側のハイブリットボディは、共振を抑えるために採用しているそうですが、ここに何かつめても同様の効果があるのでしょうか。
IMシリーズのコネクターは、現在オス側のみ通販で見かけますが、メス側はありません。
こいつを鳴らすにはケーブルを直付けに改造するか、他のコネクターに付け替えるしか無さそう。
汎用性があるのは、MMCXコネクターなので元のコネクターに埋め込めるかスケッチして比較してみます。
どうも手に入れたコネクターでは樹脂のクリアランスが無くて難しそうです。
実際にリューターで削ってはめ込むことを試みましたが、あと少しでバラバラになって終了です。
仕方がないので、エポキシパテで固定。
ドライバー側のケースに固定して、その上からパテを盛り付け合体する方法です。
硬化後、改めて接着しようと分解を試みるも、パテで開きません。
コネクター側に多少隙間ができたのですが、隙間を埋める材料が無いので終了。
ケーブルは、純正が無傷で残っているのですが、死んでしまったNOBUNAGAのケーブルをMMCXコネクターキットを買って改造。
色々と失敗があったのですが、今後のために反省をいくつか、メモ
- ケースを開けるときは辛抱強く。今回右側は簡単に開いたのですが、左側が相当接着剤が多く、無理やりあけたのでケースの接合部がガタガタに。
- MMCXコネクター(レセプタブル)はもう少し小さいものが後で検索していたらありました。それなら、元々の脱着コネクターに埋め込むことができたかも。
- もとのコネクターの型を取ってから樹脂でMMCXを埋め込むことが可能かもしれない。
- MMCXコネクターのハンダ付けは、ホット側は横着せずにピンを抜いてからハンダする必要があり。中の樹脂が熱で収縮して、樹脂ごと抜けて困った。
- ハンダ鏝は温度調節機能のを使用しよう。
- ケーブルの被覆剥きは慎重に。かなり失敗して分岐~イヤホン間がかなり短くなってしまった。
- MMCXのオス、メスは製品の相性(製造誤差)により接触不良がおきそう。
とりあえず復活です。
いつまで持つやら・・・・・・・・・・・・
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