ウォークマンのイコライザはどうかわったの?
Z-1000シリーズのイコライザはどう変わったのでしょうか?
また他のソフトのイコライザーの特徴は?
今回はイコライザーの勉強です。私が良く理解していないので、復習をかねて考えて見ます。
ウォークマン NW-S745
ウォークマンユーザーはお馴染みの5バンドイコライザーとCLEAR BASSが0~+3まで調整可能となっています。
プリセットが4種類とカスタムが2種類記憶できるようになっています。
「クリアベース」は音量を上げても、ひずみのないメリハリのある重低音を再生。ジャズのベース音などを力強く再生します。(メーカーHPより)
ウォークマン Z-1060
ウォークマンZ-1000シリーズのW.ミュージック イコライザー設定画面です。
5バンドイコライザーはほぼ同じですが、「クリアベース」の設定が、細かく調整できるようになっているのと、マイナス側への調整が可能となっています。
プリセットも8種類と大幅に増えています。
GoneMAD Music Player
設定でバンド数は調整できるようですが、基本は5バンドです。ただ設定周波数は、ウォークマンと若干違っていて、
片対数グラフで見てみると、実はGMMPはほぼ均等に設定周波数は設定されてます。
設定→オーディオ→イコライザー から各種設定ができます。バンド数は、CPUに余裕があれば最大10バンドまで設定できます。ウォークマンの場合はCPUの性能が古い世代のためあまり増やすのは再生時にもたつく可能性があります。
プリセットは16種類で、カスタムで作成したものは、名前をつけて保存できます。
音楽におけるパートによる周波数の範囲
ここで一体どの音がどんな周波数に属するのでしょうか?
スタートはここにあります。
■超低音域…20~40Hz
ピアノやハープ、パイプオルガンなどの最低音や部屋の共鳴などにあたる周波数帯域です。
■低音域…40~160Hz
ドラム、ベース、オルガン、ギター、弦楽器などの低音域にあたり、音楽の土台となる周波数帯域です。
■中低音域…160~320Hz
金管楽器、木管楽器の低音域にあたる周波数帯域です。
■中音域…320~2.6kHz
ほとんどの楽器の音が密集する周波数帯域です。
■中高音域…2.6~5kHz
耳が最も敏感に感じる帯域で、音の透明度や音像の低位感、聴感上の音量などを大きく左右する周期数帯域です。
■高音域…5~10kHz
音に輝きを与える周波数帯域です。
■超低音域…20~40Hz
ピアノやハープ、パイプオルガンなどの最低音や部屋の共鳴などにあたる周波数帯域です。
■低音域…40~160Hz
ドラム、ベース、オルガン、ギター、弦楽器などの低音域にあたり、音楽の土台となる周波数帯域です。
■中低音域…160~320Hz
金管楽器、木管楽器の低音域にあたる周波数帯域です。
■中音域…320~2.6kHz
ほとんどの楽器の音が密集する周波数帯域です。
■中高音域…2.6~5kHz
耳が最も敏感に感じる帯域で、音の透明度や音像の低位感、聴感上の音量などを大きく左右する周期数帯域です。
■高音域…5~10kHz
音に輝きを与える周波数帯域です。
細かく分類するとキリが無いのですが、上は一般的なパートごとの簡略化した、周波数分布範囲です。
ここで横軸(対数グラフ)の数字が、それぞれの周波数分布となります。
それぞれのイコライザーのバンドはどこを中心にしているかを重ねてみると、
それぞれのイコライザーのバンドはどこを中心にしているかを重ねてみると、
ウォークマンのW.ミュージックのグラフィックイコライザ設定周波数 |
両者の設定周波数を比べてみると、それぞれの設計思想が見えてくるようです。
GMMPはほぼ均等に周波数を分けているので、ごくオーソドックスな設定でしょう。
これに対してW.ミュージックでは一番低い周波数を400Hzと設定してあり、えらく中~高音に偏っています。100Hz以下の重低音は「クリアベース」の受け持ちとしているのでしょう。
あらたにマイナス設定が出来るようになったのも当然だということでしょうか?
それぞれ違いはありますがどちらもグラフィックイコライザーという範疇のもので、クリアベースは別として、イコライザーバンドの中心より隣の周波数の半分が範囲として調整する理解でよいと思います。
W.ミュージックやGMMPと打って変わって様子が違うのが,Neutronのパラメトリックイコライザーです。
バンド数は4バンドでそれぞれ中心周波数は250kH,500kH、3kHz,6kHzとなっています。
(イコライザー詳細設定画面での規定値)
ただ、これだけではなくその他のパラメーターとして
■Low-Band,Cutoff Frequency, Hz 既定値 250Hz
Low-Band,Q,Slope 2.000
■Mid1-Band,Center Frequency, Hz 500Hz
Mid1-Band,Width,Octaves 1.000
■Mid2-Band,Center Frequency, Hz 3000Hz (3kHz)
Mid2-Band,Width,Octaves 1.000
■High-Band,Cutoff Frequency, Hz 6000Hz (6kHz)
High-Band,Q,Slope 1.775
これらは、パラメトリックイコライザーを知らないので理解できません。
本題はこれからです。
その2に続く予定。。。
GMMPはほぼ均等に周波数を分けているので、ごくオーソドックスな設定でしょう。
これに対してW.ミュージックでは一番低い周波数を400Hzと設定してあり、えらく中~高音に偏っています。100Hz以下の重低音は「クリアベース」の受け持ちとしているのでしょう。
あらたにマイナス設定が出来るようになったのも当然だということでしょうか?
それぞれ違いはありますがどちらもグラフィックイコライザーという範疇のもので、クリアベースは別として、イコライザーバンドの中心より隣の周波数の半分が範囲として調整する理解でよいと思います。
Neutron Music Playerのパラメトリックイコライザー
バンド数は4バンドでそれぞれ中心周波数は250kH,500kH、3kHz,6kHzとなっています。
(イコライザー詳細設定画面での規定値)
ただ、これだけではなくその他のパラメーターとして
■Low-Band,Cutoff Frequency, Hz 既定値 250Hz
Low-Band,Q,Slope 2.000
■Mid1-Band,Center Frequency, Hz 500Hz
Mid1-Band,Width,Octaves 1.000
■Mid2-Band,Center Frequency, Hz 3000Hz (3kHz)
Mid2-Band,Width,Octaves 1.000
■High-Band,Cutoff Frequency, Hz 6000Hz (6kHz)
High-Band,Q,Slope 1.775
これらは、パラメトリックイコライザーを知らないので理解できません。
本題はこれからです。
その2に続く予定。。。
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