左よりNW-E052,NW-A865、NW-A866、NW-S745、iPod touch |
我が家には、ウォークマン、iPod含めて5台あります。以前はカセットウォークマン、MDウォークマンもありました。
すべて息子と娘ので、その内不要になったウォークマン2台は私に払い下げされています。
その内の1台を分解修理です。
2009年発売のNW-S745 16GBモデルです。以前誕生日にプレゼントしたものです。
かなり使い倒したみたいですが、ホールドボタンが利かなくなりカバンの中で勝手に電源が入ってしまい、使おうと思ったときにはバッテリーが無いとか、使いにくかったとの事。
またボリュームもなにかおかしいみたいで、この2箇所を確認します。
前回のイヤホンと違い、事前にリサーチします。
HPを巡回してみると結構このタイプ(前後のモデルも含めて)はホールドスイッチに問題が多発しているようです。原因はスイッチの構造的に欠陥があるとか。
今回は「きりんのブログ」を参考にして分解を始めます。
「きりんのブログ」今回の分解は、メインが裏のケースをはずす事だということで早速始めます。
手順は両面テープで固定された操作パネルをはずします。
パネルとスイッチ部分 |
隙間を少しずつ広げながら縁を切っていくのですが、なかなか外れにくい。
はずしてみて分かったことは、どこにも情報が無かったのですが、本体と裏蓋は短辺の接続がケースのくぼみに爪が架かって固定されていました。
それを知らずにはずしたため、みごとに折れてしまいました。
ちょっと見にくいのですが、左側に裏蓋を反対向きにおいて撮影しています。
本体側に爪が3箇所あるのがわかると思いますが、ホールドスイッチ、ボリュームスイッチを壊さないように、操作ボタン側から開けたほうがよかったかも知れません。
スイッチ側も華奢で、特にボリュームの基盤側は壊れやすいので慎重に開ける必要があります。
新しい製品だったら分解せずに素直に修理にだしたほうが良いですね。
まずボリューム側です。銀色の円形の部品が2箇所見えます。写真の右側はボリュームアップ側で左側がダウン側のスイッチです。
このぺこぺこした円形の金具を裏蓋のスイッチが押し付けることによってボリュームを操作するわけですが、この円形の奴がずれていました。手で動かすとテープで固定しているだけなので簡単に動きます。ボリュームのトラブルもいくつかあるようですが設計的にどうでしょうか。
次にホールドスイッチ部分を見てみます。
まず基盤側ですが、非常に小さなスイッチが奥に見えます。
次に蓋側を見てみます。クリックして拡大して見ていただくとわかりやすいのですが、写真向かって右側の爪が完全に欠けてます。ホールドスイッチは頻繁に動作させるところなので、これでは完全に強度不足です。薄い筐体に儀装する技術はすばらしいのですが、素人目に見ても構造的な欠陥と思います。後続の製品はこの辺の設計変更はされているのでしょうか。
NE-E052にも同じくホールドスイッチがついてますが、いつか同じ運命をたどるかも。
今回の場合はホールドスイッチをオンにする側の爪が折れたため良かったのですが、もし逆側の爪が折れた場合はホールドが解除できなくなるため、悪くすると使用不能になります。
メーカーはホールドが利かない場合はリセットスイッチを押せとの説明もあるようですが、物理スイッチが簡単に壊れるようでは、困りものです。
もっともこんな古い製品を使っている人は我が家くらいなものかも知れません。
それでは修理です。
ボリュームはずらすだけで良いとして、ホールドのほうは欠けている爪を瞬間接着剤で固定して、外周をパテで補強することにします。
道具箱にあった、バンパー用のパテを盛りました。
裏蓋をセットするしか確認の方法が無いので、この状態のまま蓋をセットして確認します。
一応動くようです。
通勤用にはしばらくこれを使ってみます。
でも、新しいやつほしいなぁ。
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